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※本記事は2020年06月18日に書いた記事です。
こんにちは。飲食業営業許可を取得するさいに「食品衛生責任者」の話が出てまいりますがこちらに関してはご存じでしょうか?必ず許可を取得する際に検討しなければなりませんので本日はこちらをご紹介したいと思います。

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食品衛生責任者とは…
- 食品を扱う営業を行う場合、営業許可を受ける施設ごとに1名以上、食品衛生責任者を置かなければなりません。
- 食品衛生責任者の役割は、食中毒や食品衛生法違反を起こさないように、食品衛生上の管理運営を行うことです。
- 食品衛生責任者と食品衛生管理者は違います。(保健所によくある質問Q1参照)
食品衛生責任者になるためにはどうしたらいいか?
1.食品衛生責任者養成講習会を受講する。
※食品衛生責任者養成講習会は、東京都内の場合、一般社団法人東京都食品衛生協会が実施しています。
2.以下の資格をお持ちであれば1番の講習をうけなくても食品衛生責任者になることができます。
・栄養士
・調理師
・製菓衛生師
・と畜場法に規定する衛生管理責任者
・と畜場法に規定する作業衛生責任者
・食鳥処理衛生管理者
・船舶料理士
・食品衛生管理者、もしくは食品衛生監視員となることができる資格を有する者
「食品衛生管理者」と「食品衛生責任者」は何が違うのか?
「食品衛生管理者」…乳製品、食品添加物、食肉製品、食用油脂等、特定の食品を製造等する施設に1名置く必要のあるものです。
「食品衛生責任者」…飲食店や販売店、食品製造施設など、営業許可施設ごとに1名置く必要のあるものです(食品衛生管理者を置く必要のある施設を除く。)
飲食店をやるために調理師免許は必要なのか?
食品衛生責任者は必ず施設に一人食品衛生責任者になることのできるものを置かなければなりませんが調理師免許は特に必要ございません。料理人として確かな技術力をもっているという証拠にはなりますが営業許可には特に関係ございません。
以上、飲食業営業許可を取得する際にも食品衛生責任者になることのできる資格をお持ちでない場合は講習を受ける必要が出てきますので覚えておきましょう。
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