起業をどの分野でするかの決め方

こんにちは。これから起業をしようと思っている方や、漠然とどのように企業をするか考える際「どの分野」で起業をするかを決めていますでしょうか。
 一度動き出してしまえばそう簡単には方向転換もできないので起業をする前に十分に検討しておく必要があります。考え方をご紹介しますのでぜひご覧ください。

経験や人脈、保有資格など自分の強みを生かせる分野が一般的
 創業(起業)をするさい、大きく分けて過去の経験やそれに関連する人脈、ノウハウなどを生かす場合と、自分が行ったことのない未経験の分野で起業する場合に分けられます。

 通常は、まったくの新分野での創業よりも自分の強みである過去の経験、人脈、ノウハウ、資格などを生かして創業した方がやはり経験がある為成功の可能性が高いと考えられています。

 こちらの場合は、既存のビジネスモデルや業界の慣行、しがらみ、固定観念などにとらわれないよう注意しましょう。
 未経験の分野で創業する場合も、例えば昔から興味があった趣味のことなど今までその業界にいなくても知識がある場合なども挙げられます。例えば、趣味であったアニメに関するカフェや、カレーが好きで始めたカレー専門店などです。
 また、独立開業系の資格である法律資格(行政書士、司法書士)を取得して未経験から創業することもあります。
 こちらの場合は、自身でノウハウや業界の知識が少ないため事業のリスクなどについての想定が難しいこちゃ、事業計画の実現可能性についての判断が難しい、そして特にネックである資金調達などが困難ということが挙げられます。日本政策金融公庫では「融資を事業について経験があるかどうか」も特に重要視されています。

以上、創業前にまずはゆっくりと、どの分野で成功したいか、そして成功できるかを検討していきましょう。

東別府拓真行政書士法務事務所
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