※当記事は,当事務所の旧サイト(https://www.gyouseisyoshi.online/)から本サイトへの移行の為転載したものです。
※本記事は2021年01月28日に書いた記事です。
こんにちは。今日は菅総理が国会で「最終的には生活保護がある」という発言をされていましたね。
経緯としては、参院予算委員会で野党議員の特別定額給付金の再支給をするかどうか問われたことについて、再支給はせず様々な補助金助成金を行っている、最終的には生活保護もあるという発言をされたとのことです。
この発言に対して、国民としても様々な感想が起ったようです。
・この発言を聞いて怒るより心配になった
・この国は大丈夫なのか
・菅さんの言う公助は生活保護だった・・
などと多数の失望する意見が出ていたようです。
立憲民主党の蓮舫議員からも生活保護を利用させないためにも政治があるのだと菅総理の発言に対して厳しい指摘がありました。
現在、新型コロナウイルス感染症により想像している以上に様々な方が経済的打撃を受けています。当方としても「最終的に生活保護がある」発言は総理としての発言としては少々無責任ではないかと思ってしまいました。
決して生活保護を受けることは悪いことではありません。生活保護を受けることは憲法25条に定められた生存権を根拠に国民に認められた権利です。
しかし、政治がもう生活保護の話を出すと国民は不安になるのは当然だと思います。菅総理自身、ぎりぎりの政治的判断を行っているのでしょうが、もう少しだけ特に影響を受けてしまっている方々にいきなり生活保護とは言わず今以上の支援を行っていただきたいと思いました。
一方で、今の時点で生活が苦しい方々は迷わず生活保護を利用しましょう!国民の権利です!苦しむことはありません。お住いの福祉事務所(分からない時はひとまず市区町村役場に問い合わせ)で相談をすることができます。
東別府拓真行政書士法務事務所
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